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やさしいキスをして?
第14章 おまけ〈マドカ②〉
『は…はぁ…っ…はぁ…』
『まどかちゃん…』
冷静さを欠いたような眼差しは、真っ直ぐに私を突き刺して。滲む汗、乱れきった呼吸が、啓太くんをひどく官能的に魅せている。
『…しても、いいですか?』
思い切って頷けば、
身を起こして数十秒。間が空いて戻ってきた時にはもう、準備ができたのだと私にも分かった。
胸がいっぱい…破裂しそう…!
しがみついた体が、脚の間に入りこんで
感じた肌の密着に、息が詰まって
いよいよなんだと、目を塞ぐ────