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やさしいキスをして?
第16章 おまけ〈三島②〉
『じゃあ、言わなくてもいいから…これから教えてね…?』
『うっ…////まどかちゃんて…そういうの、わざとやってるんですか?』
『え…?』
『いや、まぁ…いいんだけど。くれぐれも僕の前だけにして下さいね。そういう…発言も、顔も////』
僕はまだまだ、彼女には敵いそうにない…
『え、顔変?』なんて聞いてきそうだったまどかちゃんの口を深く塞いで、ベッドに沈む。
『はぁ…ンン…啓太くん…////』
甘く弱る声に誘われながら
『まどかちゃんこそ…
たまには、僕のこと呼んでみたら…?』
『えっ…?』
『ほら…三文字で。』
戸惑う姿にも心掴まれて
『えぇ〜…////じゃ、じゃあ!
それ言ったら、啓太くんも言う?!』
『うーん…そうだね?』
(検討はしてみようかなって意味ですが)
心底、可愛らしい君と
『啓太く…けい…けい、けけけ/////』
けけけ?(笑)頑張って?
『〜〜〜〜〜〜…みしま//////』
『ふはっ…!////』
今も昔も、本当に可愛らしい君だから。
やっぱり僕はこれからも、
君から離れることはできなさそうです。
『/////ほら!啓太くんも、三文字ッ!』
『じゃあ、まど…って、自分はマトモに言ってもらえると思ったんですか?それはさすがに甘いですよ。』
『何よぅ〜…啓太くんのケチっ!たまには呼んで欲しいのに!』
『うーん…僕こそまだ一度も呼ばれたことがないんだけど。案外ケチなのかもね、まどかも。』
『///////っ!!』
『ぷっ…あはは…まどかちゃん可愛いです//』
だけどたまには、
僕に振り回される君を見たっていいよね…?
『ねぇ、もう一回言って…?//』
『それじゃ…
そろそろソノ気にさせてもらおうかな…?』
『え、待っ…〜〜っ////』
(第16章 おまけ〈三島②〉)