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第2章 力

「あん！ あっ……！ そこぉ！ もっと激しく突いてぇ！！」

「ふん！ ふん！ ふん！」

アダムは女剣士と、宿屋でセックスしている。

あまりの騎乗位の力強さに宿屋がぐらつく。

只野仁かよ



セックス後、アダムは女剣士から情報を得ていた。

「シュバルツ王国を居城に？」

シュバルツ王国とはここから更に西に行った地にある世界一大きな国である。

位置している『ガイア地区』全土が王国の監視下なのだ。

「ええ。そこの一帯も悪魔どもが蔓延ってて、魔界と同化しているという話よ」

「魔界と同化？」

「その魔氣で次元すらもねじ曲がり魔界と人界が混ざっているの。常人ではそこに足を踏み入れただけで精神を破壊されるわ」

こまけぇこたぁいいんだよ

「やべぇなそれ」

「でしょ？ だからやめておいたほうがいいわ」

「じゃあ人界を滅ぼされるのを黙って見ていろということか？」

「そ、そういうわけじゃ……」

「俺はルシファーを殺す。封印なんて生温いことなどしない。俺の先祖ミカエルは詰めが甘かった」

それを聞いた女剣士は心底驚く。

「あなたがあの英雄の子孫！？」

「ああ」

「……あなたから感じる凄み……その言葉本物ね。素敵、もう1回抱いて？」

「おk」

こうして2人はもう一度体を重ねあった。