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旦那様☆ロマンチスト
第2章 甘々な旦那様
でもね、そんなみーちゃんだけど、私に優しいところもちゃんとあって。
たまに、敏さんが仕事で帰宅が遅かったりするそんな時は、敏さんの帰宅を私とみーちゃんで待っている。
そんな敏さんが帰宅するまでの、その少しだけ淋しい時間。
みーちゃんは私に「にゃーお」って鳴いてすり寄って来て。
その温かい躯を押し付けてくる。
そんな時は、“淋しくないにゃ!みーちゃんがいるにゃ~!”そう言われている様な気がして、凄く可愛いかった。
それは飴と鞭のようで、本当にみーちゃんは小悪魔だと思う。
でも、敏さんは一人と一匹の女性に愛されて、幸せものだな、なんて思うのだ。