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旦那様☆ロマンチスト
第8章 覚悟を決めた奥様


 ふと、テーブルの上の紙が目に止まる。


 ――-なんだろう?


 自分はそこにそんな紙を置いた覚えはない。不思議に思った私は、何気なくその紙に手を伸ばす。

 白く小さな紙。

 新聞の折り込みチラシの裏が白い紙を、ハサミで綺麗に切って四分の一のサイズに切ったそれは、敏さんから私に宛ての短い手紙だった。



《樹菜へ。
会社に行ってくる。
みーちゃんにご飯はあげたからね。
樹菜はちゃんとゆっくり休むように。
帰宅したらきちんと話をしよう。 敏明》



「敏さんらしい綺麗な字」


 白い紙にボールペンで走り書きされているその文字は、敏さんらしい几帳面な文字で。
 チラシの紙を切って使っているところをみれば、メモ用紙がすぐには見つから無かったんだろうなと想像する。
 スマホへメールするなり、lineするなり、他の方法はあったんじゃ・・・なんてと思いながら、そんなところが敏さんらしいな、なんて思ってしまう。


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