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第3章 忠臣、息子と会う

「え、親にも言ってないのに、俺が会っていいんですか？」

周がきょとんとしている。

若い子って、あんまり偏見とか無くていいよな。
今回はそこに賭けてみた。

案の定、周は戸惑ってはいるけれど、嫌悪感は無さそうだ。

「俺も、そろそろちゃんとしないといけないと思ったから」

とか言いながら、偏見の無さそうな相手を最初に選ぶ俺って、チキン。