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アナザー☆ステップ
第26章 花梨、狼に食われる
「んん……」
まだ背中に触れられているだけなのに。
喘ぎそうになってしまう自分が悔しくて唇を噛んだ。
こんな調子では、この先どうなってしまうのかわからない。
鎖が、ちゃり、と鳴る。
佐和紀の指がようやくあたしの肩に触れる。
わずかに引っ掛かっていた左の肩紐も外された。
そのまま二の腕を、つつ、となぞられる。
「……っふ!」
ぞわぞわする。
そんなところが感じるなんて今まで知らなかった。
佐和紀に触れられると、どこもかしこもおかしくなってしまう。
まだ背中に触れられているだけなのに。
喘ぎそうになってしまう自分が悔しくて唇を噛んだ。
こんな調子では、この先どうなってしまうのかわからない。
鎖が、ちゃり、と鳴る。
佐和紀の指がようやくあたしの肩に触れる。
わずかに引っ掛かっていた左の肩紐も外された。
そのまま二の腕を、つつ、となぞられる。
「……っふ!」
ぞわぞわする。
そんなところが感じるなんて今まで知らなかった。
佐和紀に触れられると、どこもかしこもおかしくなってしまう。