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第8章 まどか、返事をもらう

耳元で聞こえる声に、私は身を震わせる。

ゆっくりと、太基さんが体を離す。
目の前に、真剣な眼差し。

「本当にいいんだよね？　後悔しない？　俺、両想いになったら、絶対まどかちゃんのこと離さないけど」

私は目をしばたいた。

「りょう、おも……？」

ちゅっ。

唇と唇が触れあう。

「た、た、たたたた、たい、き、さっ……？」