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顧みすれば~真の愛~
第33章 決意
落ち着いた美保先輩は私から離れた。
私は石田さんのところへ歩いた。
石田さんは何も言葉が出ないようでただただ私を見つめていた。
「石田さん、ご心配お掛けしました。
石田さんが私を守ろうと
頑張ってくださったこと聞きました。
ありがとうございました」
私は石田さんに深く頭を下げた。
石田さんは唇を噛んで天井を見上げた。
「ごめん、守ってあげられなかった。
助けることも...出来なかった...」
石田さんは私と目を合わせない。
私は石田さんの手を握った
「ずっとロイド王子の邸で一睡もせずに
私の無事を祈ってくれていたこと
とても嬉しかったです」
「僕は祈ることしか出来なかったんだ。
情けないよ...
君を救ったのはロイド王子だ。
僕は何も出来なかった...ごめん」
そう言ってうつ向いた。
私は石田さんのところへ歩いた。
石田さんは何も言葉が出ないようでただただ私を見つめていた。
「石田さん、ご心配お掛けしました。
石田さんが私を守ろうと
頑張ってくださったこと聞きました。
ありがとうございました」
私は石田さんに深く頭を下げた。
石田さんは唇を噛んで天井を見上げた。
「ごめん、守ってあげられなかった。
助けることも...出来なかった...」
石田さんは私と目を合わせない。
私は石田さんの手を握った
「ずっとロイド王子の邸で一睡もせずに
私の無事を祈ってくれていたこと
とても嬉しかったです」
「僕は祈ることしか出来なかったんだ。
情けないよ...
君を救ったのはロイド王子だ。
僕は何も出来なかった...ごめん」
そう言ってうつ向いた。