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トラワレテ…
第6章 確信
確認の為、アシスタントさんが運んできた鏡の位置を調節しながら山崎さんは、スタッフの人に何か耳打ちした。
「せっかくだからね。メイクもサービスしとくね。」
「ありがとうございます!」
メイクを直してもらっていると、山崎さんが
「ユリちゃん、何処で着替えるの?」
「ホントだ!すっかり忘れてました…。どうしよう…?」
「クスクス。だろうと思った!奥の着付け室使いなよ。着替えたら最終チェックするね。」
荷物を着付け室に運んでもらい、
ドレスに袖を通し、ジュエリーを身に付けヒールを履きなおす…。
鏡をみながら、自分自身で驚いた…。
(ステキ………。
でも、やっぱり恥ずかしい…///)
荷物をまとめ、恐る恐る山崎さんの元へ戻る。
「あの…ありがとうございました…。」
声をかけると、
一斉に振り返った皆の視線がハッ!としたのがユリにもわかった。
「変…じゃないですか…?恥ずかしくって……///」
「何言ってんの…。ユリちゃん…綺麗だよ…。
見てごらん!」
アシスタントの女の子は目をキラキラと輝かせてうっとりとこっちを見ている…。
鏡の前のユリの後ろに立ち、
ジュエリーの位置を直しながら山崎さんは、
鏡越しに目を合わせ耳元で囁く。
「ユリちゃん。
大丈夫!自信もって…。
君はこんなにも綺麗なんだよ…。
…隣でエスコートするのが僕ならいいのに…。」
そう笑顔で囁く山崎さんの目は妖しく光り、
男の欲望が滲む…。
一瞬、背中がゾクリとした…。
ユリは、
今夜のパーティ中ずっと
この感覚を覚える事になる……。
それ程に、今夜のユリの姿は美しかった。
会計を済ませ、
呼んでもらったタクシーに乗り込み、約束のホテルの会場へと向かった。
ホテルのロビーで社長と落ち合い、
会場のある階へ行き、クロークで荷物とコートを預ける。
社長の方を向き直ると、
社長は頷きながら
「バッチリね!素敵よ…ユリ。
さ、行きましょ!」
そう言ってユリをエスコートする姿は普段からは想像もつかない程スマートで完璧だった。
(社長…………格好いい!)
「せっかくだからね。メイクもサービスしとくね。」
「ありがとうございます!」
メイクを直してもらっていると、山崎さんが
「ユリちゃん、何処で着替えるの?」
「ホントだ!すっかり忘れてました…。どうしよう…?」
「クスクス。だろうと思った!奥の着付け室使いなよ。着替えたら最終チェックするね。」
荷物を着付け室に運んでもらい、
ドレスに袖を通し、ジュエリーを身に付けヒールを履きなおす…。
鏡をみながら、自分自身で驚いた…。
(ステキ………。
でも、やっぱり恥ずかしい…///)
荷物をまとめ、恐る恐る山崎さんの元へ戻る。
「あの…ありがとうございました…。」
声をかけると、
一斉に振り返った皆の視線がハッ!としたのがユリにもわかった。
「変…じゃないですか…?恥ずかしくって……///」
「何言ってんの…。ユリちゃん…綺麗だよ…。
見てごらん!」
アシスタントの女の子は目をキラキラと輝かせてうっとりとこっちを見ている…。
鏡の前のユリの後ろに立ち、
ジュエリーの位置を直しながら山崎さんは、
鏡越しに目を合わせ耳元で囁く。
「ユリちゃん。
大丈夫!自信もって…。
君はこんなにも綺麗なんだよ…。
…隣でエスコートするのが僕ならいいのに…。」
そう笑顔で囁く山崎さんの目は妖しく光り、
男の欲望が滲む…。
一瞬、背中がゾクリとした…。
ユリは、
今夜のパーティ中ずっと
この感覚を覚える事になる……。
それ程に、今夜のユリの姿は美しかった。
会計を済ませ、
呼んでもらったタクシーに乗り込み、約束のホテルの会場へと向かった。
ホテルのロビーで社長と落ち合い、
会場のある階へ行き、クロークで荷物とコートを預ける。
社長の方を向き直ると、
社長は頷きながら
「バッチリね!素敵よ…ユリ。
さ、行きましょ!」
そう言ってユリをエスコートする姿は普段からは想像もつかない程スマートで完璧だった。
(社長…………格好いい!)