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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第4章 嵐の夜
 彼の顔を見た刹那、自分がけして歓迎されていないことが判った。楓は一歩下がった。大好きな男に嫌われるよりはいっそのこと、このまま誰も知らない場所に行って、海に入って消えてしまいたい。
 そう思って去ろうとした楓は、突如として背後から抱きすくめられた。
 熱い吐息混じりの声が耳朶をくすぐる。
「本当に来るとは思わなかった」
 そのひと言が余計に楓の哀しみを誘う。楓は厭々をするように身を捩った。すると背後から楓を抱いていた腕が緩まった。
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