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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第23章 雪の日の輿入れ
「何ゆえ、公家の姫が木登りなぞしたのだ?」
 瑶子はその親しげな問いかけに、つい口を滑らせた。
「美味しそうな柿の実がたんと成っていたからでございます。ほれ、このように大きくなった柿がそれこそ冗談でなく鈴なりに。いかにも甘くて汁気がたっぷりとあって、もう下から見上げているだけで、柿が〝食べて〟と言っているように思えて。気が付いたら、夢中になって木によじ登っていたのですわ」
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