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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第29章 第五話 【今宵の桜~義高と大姫のものがたり~】
 義高さま、私はあのときの約束どおり、ずっとあなたさまを待ち続けてきました。
 待って待って、ひたすら待ち続けて、けして帰ってはこぬ人をそれでも待った。
 ですが、私、いささか待ちくたびれました。
 大姫は軽い疲れを憶え、眼を閉じた。母が良かれと思い、入内の話をしたのも判っている。けれど、それが煩わしくて、つい投げやりな態度を取ってしまい、ついには眠ったふりまでしてしまった。あのときは眠気なんて感じなかったのに、やはり疲れたのだろうか。
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