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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第5章 源氏の一族

それを考えれば、これ以上、踏み込んで訊ね回るわけにはゆかなかった。さつきは北条時晴との婚礼前夜、楓を意図的に逃がした。仮に故意ではないと恒正が認めたとしても、乳母として姫君監督不行届の責任は大きいだろう。
何らかの処罰を受けたのは明白で、楓としては、それが知りたかった。が、時繁の立場を思えば、これ以上の無理は言えない。また、それが原因で河越の父の手の者に見つかり、無理に時繁と引き離されることになっては悔やんでも悔やみきれない。
何らかの処罰を受けたのは明白で、楓としては、それが知りたかった。が、時繁の立場を思えば、これ以上の無理は言えない。また、それが原因で河越の父の手の者に見つかり、無理に時繁と引き離されることになっては悔やんでも悔やみきれない。

