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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第36章 春雪
 頼嗣が囲炉裏に火を熾すと、狭い小屋内がパッと明るくなった。ここはいつでも変わらない。千草は懐かしいもう一つの場所を久しぶりに眺め回し、微笑んだ。
「ここは変わらぬな」
 頼嗣も同じことを考えていたようである。彼もまた懐かしげにしげしげと小屋を眺めていた。
「いかほど、ここに来ておらぬ?」
「さあ、一年か、もう少しか」
 千草が応えると、頼嗣はにっこりと笑った。
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