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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第36章 春雪
 二人は貰った蒸し饅頭をこの小屋で頬張りながら、かつて、この小屋で暮らしていたという漁師のことをあれあこれ想像して話し合ったものだ。
 以来、二人は由比ヶ浜に来ると、よくこの小屋にも寄るようになった。それは二人の第二の秘密の場所になった。頼嗣はそれを悪戯めかして〝隠れ家〟と呼んだ。そのままにしておけば流れる風雪に掘っ立て小屋は傷んでしまったことだろうが、頼嗣は御所から道具を運んできて、器用に立て付けの悪い戸や外れそうになった窓を直した。
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