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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第36章 春雪
 めでたい祝言に連なったのは新婦の両親である河越康英・菊乃夫妻、更に二人の息子たちである。流石に外聞をはばかる話なので、大御所頼経と大宮どの前将軍夫妻は参列しなかった。
 河越館で祝言が行われている同じ時刻、頼経は隠居所の居室から庭の桜を眺めていた。その傍らには妻、大宮どのの姿もある。
「今頃は婚礼も滞りなく進んでいることにございましょう」
「うむ」
 頼経は桜に視線を向けたまま頷いた。
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