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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第5章 源氏の一族
 時繁は元々、着る物に気を遣う質ではないようで、持っているのは粗末な小袖と袴が数組だけ、それをすべて繕うのに時間はかからなかった。まだ繕うものがないかと楓は部屋の片隅の柳行李に近づいた。
 既に繕い終えた着物は今朝、時繁が漁に出る前に自分で出していったものばかりだ。まだ行李の中に何か残っていないかと蓋を開き、覗き込む。と、衣類ではなく、使ってはいない薄い夜具が二枚重ねて入れてあった。
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