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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第5章 源氏の一族
「おじさん、こんにちは」
 愛想よく声をかけると、座っていた主人は細い眼をちらりと動かして楓を見上げた。その前には十数着はある古着がかかった棒が立てられている。傍らの台に無造作に単布が積まれていた。
「お昼時にごめんなさい。少し良いかしら」
 主人は肩を竦めた。
「客に来てくれる時間を指図できるほど、うちは儲かっちゃいないからな」
 ニッと笑った口の中、前歯が欠けていた。
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