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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第7章 疑惑
「残念だ、着替えを持ってきていたのか。俺は着物を着た楓より何も身につけていない楓の方が好きなんだが」
 こんなときにまで冗談の言える時繁は、やはり今までの彼と変わらない。そのことが嬉しくて、楓もまた、つられるように笑った。
 二人は身仕舞いを済ませ、浜辺に並んだ。巨大な太陽が熟れた果実のように紅く染まり、水平線の向こうに沈もうとしている。吐く息が白く細く溶けていく。
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