この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第11章 見知らぬ花婿
「もし、あい済みませんが」
 その時、遠慮がちに声をかけてきた者がいた。あの猿の大道芸を見物していた商人である。
「ああ、これを返して頂きました」
 千種は巾着を差し出し、微笑んだ。と、中年の商人は耳まで紅くなり、慌てて懐から小さな品を取り出した。何かと思っていたら、飾り紐だ。深紅と深緑の紐を寄り合わせて作った美しい組紐は髪飾りに使えそうである。
/1848ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ