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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第13章 藤の舞
 御台所鞠子は既に三十二歳、良人の頼経より十六歳も年上だが、こうして居並んでいる様は少しも不似合いではなく、むしろ、似合いの美しい夫婦(めおと)雛のようである。小柄で可憐な鞠子はどう見ても二十歳ほどにしか見えなかった。
 将軍夫妻の傍らにはむろん、執権北条泰時の姿や尼御台政子の姿も見えた。
 既に一同は参詣を終えている。皆が着座したのを合図とするかのように、舞台では白拍子の舞が始まった。
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