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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第13章 藤の舞
 十七歳といえば、十六歳の頼経とはふさわしい。三十二歳の自分よりは少なくともはるかに。
―私はそなたの心の美しさを愛したのだ。例えこれより先、何を聞いたとしても私のそなたへの心は変わらぬ。 
 彼は確かにそう誓ってくれた。けれど、それが永遠に続く約束だと誰が確証できるのか。人の心は季節のように、うつろうものだ。ましてや十六歳も年上の妻を押しつけられた頼経が心変わりをしたからとて、責められるはずもなかった。
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