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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第23章 雪の日の輿入れ
 眼前を純白の雪がひっきりなしに通り過ぎてゆく。介添人である執権の妻に手を取られ、一歩ずつ庭に降り積もった雪を踏みしめて歩いたその先に、長身の若い男がいた。きらびやかな衣冠束帯姿こそが今宵から良人となる将軍その人だとすぐに判る。
 きりりとしていながら典雅な風貌には自ずから品が滲み、公卿としても最高位の摂関家の血を引く気品は隠しようもない。だが、瑶子はそのひとの眼の暗さが気になった。 
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