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笑うことしか出来ない私へ
第1章 私が自分を捨てた日

「無駄だよ。
弱いんだよ、お前の力は。」
「本当に嫌。やめて。おねがい、、
お願い、します…。」
「無駄だって。お前の頼みは聞かねぇ。
いい加減諦めろ。
まぁ、泣いても喚いても
いくら抵抗してもいいけどよ。」
そう言うと男は私を裸にして、
無理矢理犯して私から処女を奪った。
当時、私は14歳だった。
痛くて苦しくて
本当に思い出したくもない過去。
それ以来、私はこの男に2年間も犯され続けた。
気持ち良いと感じた事はない。
ただただ苦痛の日々。
毎夜の母との情事をも聞かされ、
性に対して嫌悪感を感じるようになった。
16歳になってすぐに家を出た。
金は無かったし、頼れる友人の一人も居なくて
寮のある職場を見付けて働いた。
何も楽しい事も無く、そこで4年働いた。
私は20歳になってた。
ある程度の金も貯まったし
寮を出て一人で生活をしようと部屋を借りて
職場も変えた。
母と同じ水商売の道を選んだ。

