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笑うことしか出来ない私へ
第3章 優しいフリ
あの日、逃げている自分。
母親に殴られる自分。
犯されている自分。
死のうと海に来た。
そのまま苦しみながら溺れて行く夢―――――
苦しい、息が出来ない
くるし、い………。
あまりの寝苦しさから目が覚める。
時計を見ると深夜1時を回っていた。
しかも、ソファーから落ちてるし…
そりゃ寝苦しいわけだ。
水を飲もうとキッチンへ。
喉を潤すともう一度寝ようとソファーへ戻る。
一度目を覚ますと寝れない質で
何度も寝返りを打つ。