この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
笑うことしか出来ない私へ
第5章 ぬくもり

食事を終え、店を出ると
こうたは送って行くと
またしても帰るモードになっている。

「こうたは…、彼女が居て
だから、いつも帰りたがるの?」

私は聞いて後悔するのを覚悟で
こうたに尋ねる。

「なんでそんなこと聞くの?」

こうたは笑いながら質問を質問で返して来た。

予想外の返答に言葉が詰まる。

「私…、なんとなく…。あの、その、」

私何言ってるんだ~!
恥ずかしい…。

「いないよ。
だから…いつでも会えるよ。」

え…?

「じゃあ…、今日も…」

「今日はもう会ってんだろうが。」

「ちがっ…」
今日も帰らないで居て欲しい…



なんて…
私には言う勇気がない。。

「俺ん家に来る?」

「っ!?」

「警戒してる?
何もしないよもう…」

車を運転しながらそう言うこうたの横顔は
少し寂しげだった。
/87ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ