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笑うことしか出来ない私へ
第2章 感情

仕事とプライベートはきっちり分ける。

仕事の時の方が人間味が溢れている私は
プライベートでは本当につまらない女だ。

幼い頃に抱いた性への嫌悪感を捨て切れず
処女を奪われたトラウマから
あれ以来、セックスはしていない。誰とも。

ナンパも客からの誘いはもちろん、
普通に告白されても無視して来た。

そろそろ私も…そう思う気持ちがないわけではない。

でも、踏み切れない。嫌だという気持ちが先に出る。

25歳になった私は今まで押し殺して無視し続けて来た自分自身の感情を少なからず持て余すようになってた。

自分でも相当厄介だと
思わず溜め息が出た。

「私も、いつまでも若いわけじゃないんだな…。」

仕事を終えた家までの帰り道で
一人そう呟いた。
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