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百舌鳥 2
第1章 迷える子羊
男が出て行ったあとに

1人カウンターに座って飲みまくっていた


喧嘩しているところを見ると少し嬉しい感じにもなる

だがやはり切なさも感じる

気にしないふりをしながら俺は雑誌のライブのギタリストのところを見ていた

するとその喧嘩していた女が声をかけてきた

(あのー、今日デパートにいらっしゃいましたよね?)

え?

(えっと…誰かの間違いじゃないですかね?)


誰だ??

(エレベーターで7階まで…すいません、突然声をかけて…)


あっ!! エレベーターガールだ!

(あぁ!あのときの!)


まったく私服とは違った姿でわからなかった

突然話しかけられた事にもおどろいたが

違う姿にも驚いた!

(どこの芸能人かと思ったよ(笑)モデルでもすればいいのに(笑))

髪を耳にかけながら色気を振りまくすがたに少し臆病になる俺に女は

(読者モデルしてるんですよ(笑)あっ!今、持っている雑誌にも載ってんですよ(笑))


マジで?!
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