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片想いの行方 2
第2章 ☆立場逆転
正直、リーダーからさっきの話を聞く以前から

俺は美和が劇的に可愛くなったと感じていた。

一条のバカのせいで、本来の姿を封印していたけど

解放されてから、美和は瞬く間にその笑顔を取り戻した。

……それだけじゃない。

童顔なのにイイ体してるし、メイクや服のセンスもかなり良くなったし。

あ、後半は完全に俺の力のお陰ね。

10年分の想いを吐き出すように、逢う度に抱いてるから。

そりゃ女の色気も増すってもんだ。


「お前が殺される前に。
俺が刺されるから大丈夫だ」

「…………?」


美和はポカンとして、首を傾げる。

……本当は、俺が守ってやるって言いたいんだけど

相変わらず、美和の前では素直になれない。


「ねぇ、そんなことより。
私の話を聞いてよ」

「……………」


そんなことってレベルの話にされちまう、俺と美和の温度差。


「……なんでしょうか」


拗ねた顔をして聞くと、美和は少しだけ顔を赤らめた。


「………鍵、貸して?」
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