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片想いの行方 2
第19章 入会
「モ、モデルのREIKO……!!」
「ヒカル店長……!
お、お、お知り合い!?」
社員とアルバイトの2人はお互い抱き合って、ブルブル震えながら驚愕の眼差しであたしを見る。
麗子さんはあたしの頭をぐりぐり撫でた。
「知り合いなんてつまんない関係じゃないわよ。
あたし達はマ・ブ・ダ・チ♡
ねっ、ヒカル♡」
「れ、麗子さん……///」
………確かに、大学時代はヒメを通じて仲良くしてもらっていた。
社会人になってからは、麗子さんはもはや手の届かないスーパーモデルへと駆け上がって、逢う機会はほとんど無くなってしまったから
こんな風に久しぶりに会った今でも、フランクに話しかけてくれるなんて夢のようだ。
「麗子さん、どうしてここに……」
「ヒカルをびっくりさせたくてさぁ♪
閉店時間狙って……」
「あら、何よ。
似てるのは蓮じゃなくて、麗子の方じゃないの」
麗子さんの後ろから、もう1人の女性の声。
ふんわりしたワンピースを着た彼女は、スパンコールのジャケットを羽織った麗子さんとは真逆の服装。
あたしと目が合うと、大きな目を細めて微笑み、長い巻き髪を揺らした。
「ヒカル店長……!
お、お、お知り合い!?」
社員とアルバイトの2人はお互い抱き合って、ブルブル震えながら驚愕の眼差しであたしを見る。
麗子さんはあたしの頭をぐりぐり撫でた。
「知り合いなんてつまんない関係じゃないわよ。
あたし達はマ・ブ・ダ・チ♡
ねっ、ヒカル♡」
「れ、麗子さん……///」
………確かに、大学時代はヒメを通じて仲良くしてもらっていた。
社会人になってからは、麗子さんはもはや手の届かないスーパーモデルへと駆け上がって、逢う機会はほとんど無くなってしまったから
こんな風に久しぶりに会った今でも、フランクに話しかけてくれるなんて夢のようだ。
「麗子さん、どうしてここに……」
「ヒカルをびっくりさせたくてさぁ♪
閉店時間狙って……」
「あら、何よ。
似てるのは蓮じゃなくて、麗子の方じゃないの」
麗子さんの後ろから、もう1人の女性の声。
ふんわりしたワンピースを着た彼女は、スパンコールのジャケットを羽織った麗子さんとは真逆の服装。
あたしと目が合うと、大きな目を細めて微笑み、長い巻き髪を揺らした。