この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
片想いの行方 2
第3章 ☆蓮愛相談室
マンションに着いて、エレベーターに乗る。
腕時計を見ると、既に11時半を過ぎていた。
教祖の教えを呪文のように繰り返しながら、自分の部屋のインターホンを押すと
パタパタと駆け寄ってくる音がして、ドアが開いた。
「お帰りなさい」
「………ただいま」
ドアを広く開けて、美和が出迎える。
部屋着に着替えて、髪は頭の上でひとつに結んでいた。
………なんか
いつになく、すげー緊張するんですけど。
美和はそんな俺に気付く様子も無く、笑顔で部屋の中へと入っていく。
「お疲れ様、遅かったね」
「……悪い、今日中に仕上げなきゃならねーもんがあって」
「いいの、そのつもりだったから。
ゴハン作ってあるよ」
「あぁ、サンキュ」
「あのね、いつものゴハンじゃないんだよ♪」
リビングのドアを開ける前に、美和が口元を押さえて微笑んだ。
よく見ると、なんだかそわそわしてる。
…………?
腕時計を見ると、既に11時半を過ぎていた。
教祖の教えを呪文のように繰り返しながら、自分の部屋のインターホンを押すと
パタパタと駆け寄ってくる音がして、ドアが開いた。
「お帰りなさい」
「………ただいま」
ドアを広く開けて、美和が出迎える。
部屋着に着替えて、髪は頭の上でひとつに結んでいた。
………なんか
いつになく、すげー緊張するんですけど。
美和はそんな俺に気付く様子も無く、笑顔で部屋の中へと入っていく。
「お疲れ様、遅かったね」
「……悪い、今日中に仕上げなきゃならねーもんがあって」
「いいの、そのつもりだったから。
ゴハン作ってあるよ」
「あぁ、サンキュ」
「あのね、いつものゴハンじゃないんだよ♪」
リビングのドアを開ける前に、美和が口元を押さえて微笑んだ。
よく見ると、なんだかそわそわしてる。
…………?