この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
片想いの行方 2
第20章 フライングプロポー…ズ?
「……で、ヒカルは?」
「ヒカルちゃんは、麗子さんと一緒に別の車に乗っていったよ♪」
「……………」
「クラブに行くんだって。
2人で肩組んでね~、すっごい仲良しだったんだよ~♡」
……さよ~なら、ヒカル。
せっかく4月の売上No.1店長へと導いてやったっつーのに
俺の忠告を無視し、魔王と手を組んだお前にもう用は無い。
美和の為にも、これからお前がフラれようが泣き喚こうが、俺は今後一切助けてやらねーからな。
………だけど
「………あいつ、楽しそうだった?」
俺が聞くと、美和はにんまり笑った。
「うんっ!
ヒカルちゃん、い~っぱい笑ってたよ♡」
「………あっそ」
1番の目的が達成された事を知った今、これでもう思い残すことは何も無い。
美和の背中に手を回して、ホックを外そうとすると
「ヒメ、先にお風呂入ったでしょ?」
「………入ったけど」
「どうしてここにいるの?」
「……………」
「先に寝てていいよ~♡」
へらっと笑った美和は
俺を廊下に押し出して、バスルームのドアを閉めた。
「ヒカルちゃんは、麗子さんと一緒に別の車に乗っていったよ♪」
「……………」
「クラブに行くんだって。
2人で肩組んでね~、すっごい仲良しだったんだよ~♡」
……さよ~なら、ヒカル。
せっかく4月の売上No.1店長へと導いてやったっつーのに
俺の忠告を無視し、魔王と手を組んだお前にもう用は無い。
美和の為にも、これからお前がフラれようが泣き喚こうが、俺は今後一切助けてやらねーからな。
………だけど
「………あいつ、楽しそうだった?」
俺が聞くと、美和はにんまり笑った。
「うんっ!
ヒカルちゃん、い~っぱい笑ってたよ♡」
「………あっそ」
1番の目的が達成された事を知った今、これでもう思い残すことは何も無い。
美和の背中に手を回して、ホックを外そうとすると
「ヒメ、先にお風呂入ったでしょ?」
「………入ったけど」
「どうしてここにいるの?」
「……………」
「先に寝てていいよ~♡」
へらっと笑った美和は
俺を廊下に押し出して、バスルームのドアを閉めた。