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片想いの行方 2
第7章 ★教祖崩壊
「そんな趣味は無い筈なんだけど」
やっと唇が離れると、蓮はそのままド至近距離で囁く。
「この制服のせいで、やっぱりキスだけじゃ足りない」
「……………!」
いつのまにかジャケットの前がはだけていて、蓮は片方の手でブラウスのボタンに手をかけた。
乱暴なくらい強引なキスが続くのに、蓮の手は器用に服を脱がしていく。
「……は…ん……っ蓮……」
脳が麻痺するくらい、気持ち良すぎる上に
こんな野獣みたいな蓮を初めて見るから
快感と刺激で、体に力が入らない。
………私の理性、まだ残ってる?
「……っ蓮、待って……」
「フライト何時?」
「そ、それはもうちょっと大丈夫だけど……」
「じゃああと10分延長させて」
蓮の左手が直接肌に触れて、胸の膨らみを包み込む。
すぐに先端を弾かれて、また強引に転がされて
………この手
この手にかかったら、私はもう逃げられない。