この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
例えば、こんな...
第6章 バレンタイン企画

「まぁ姫を守るのがナイトの役目だから、良いんじゃない?」
店で話す時と同じ感覚で、特に意識はしていなかった。
「ひ、ひめ?ないと?」
困惑顔の真純に聞き返された。
あ……
「姫」
真純の顔を覗き込んで頷くと、顔どころか耳から首まで赤く染めて下を向く。
「食事に来ると全員で真純を守ってるから、ナイト」
「……」
「最近は田中さんも一緒の事も多いし、そこまで激しくはないけどね」
チラッと俺を見上げる下がり眉。
あぁ、気にしてんの?
付き合う前から見てるし、さすがにもう、慣れた。
そのお陰で余所の変な男寄り付かないし……
「次来た時、真純は俺のって言いに行っても良い?」
「う……」
瞬時に眉がまた下がる。どこか泣きそうにも見えて
そんなに困った顔にならなくても良くないか?
不都合な何かがあるんじゃないかと勘ぐりたくなる。
からかおうかと思ったけど、自爆しそう。
今日の俺は何かおかしい。正確には今日って言うか、真純が桐生さんにチョコを渡すのを見た辺りから?
自分のペースを保ててない。
何であんな可愛い顔で桐生さんの事見てたわけ?
お礼のチョコでしょ?
顔赤らめたりして、何恥ずかしがってんの?
店で話す時と同じ感覚で、特に意識はしていなかった。
「ひ、ひめ?ないと?」
困惑顔の真純に聞き返された。
あ……
「姫」
真純の顔を覗き込んで頷くと、顔どころか耳から首まで赤く染めて下を向く。
「食事に来ると全員で真純を守ってるから、ナイト」
「……」
「最近は田中さんも一緒の事も多いし、そこまで激しくはないけどね」
チラッと俺を見上げる下がり眉。
あぁ、気にしてんの?
付き合う前から見てるし、さすがにもう、慣れた。
そのお陰で余所の変な男寄り付かないし……
「次来た時、真純は俺のって言いに行っても良い?」
「う……」
瞬時に眉がまた下がる。どこか泣きそうにも見えて
そんなに困った顔にならなくても良くないか?
不都合な何かがあるんじゃないかと勘ぐりたくなる。
からかおうかと思ったけど、自爆しそう。
今日の俺は何かおかしい。正確には今日って言うか、真純が桐生さんにチョコを渡すのを見た辺りから?
自分のペースを保ててない。
何であんな可愛い顔で桐生さんの事見てたわけ?
お礼のチョコでしょ?
顔赤らめたりして、何恥ずかしがってんの?

