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例えば、こんな...
第6章 バレンタイン企画
「乾杯しようか?」
グラスを掲げてみせると真純がニコっと笑った。
「はい」
グラスを手に取り見上げてくる。
「ハッピーバレンタイン」
互いにそう言ってグラスを掲げた。
口に含むと広がるフルーティーな香り。甘目の香りを裏切るキリッと締まった味わい。

いくらでもいけそう……

一口飲んだ真純が
「美味しい」
嬉しそうに笑う。
「そう?ケーキも温かいうちに召し上がれ」
「いただきます」
素直にフォークを手にし、一口、二口。大きく見開かれた目が何というか……キラキラしてる?すごい可愛い。
「美味しーい!」
満面の笑みで歓声を上げる真純に、見てるだけで嬉しくなる。ランチ後の休憩中、無理して買いに行ってよかった。自然と俺の頬も緩む。
「喜んでもらえて良かった。ケーキは金場くん、シャンパンは桐生さんのオススメ」
「そうなんですね」
ニコニコと嬉しそうに笑って
「桐生さんって何してる人なんですか?」

何、その質問?

「うん?」
「ウェイターさんなのかと思ってたんですけど、カクテル作ったりもしてますよね?」
少し首を傾げる真純。

そんなに桐生さんのこと気になる?
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