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例えば、こんな...
第6章 バレンタイン企画
「本職はバーテンダー。うちでウェイターしてるのは桐生さんの希望。店長はバーテンダーとして専念してもらいたがってるけどね」
「バーテンダーさんだったんですね。クリスマスディナーで作ってもらったカクテルがすごく美味しくて、千佳ちゃんが今度は飲みに来たいって言ってました」
コクンと一つ頷いて無邪気に笑う真純は悪くない。
でも、面白くない。
「また来てもらって。桐生さんも喜ぶよ」
笑顔で返してグラスに口を付けた。

桐生さんのバーテンダーとしての腕はかなりのもので、国内のみならず海外の大会でも賞を取った事があるほど。引き抜きの打診も後を絶たない。
『グラン・ブルー』はレストランだ。バーじゃない。
何故うちの店の、しかもウェイターに納まったままでいるのか……
まぁそれは置いておいて、真純の桐生さんへの信望ぶりが気に入らない。って、散々世話になっておきながら思う事じゃないな。
……でも、可愛い過ぎんだよ。桐生さんの話をする時の真純の笑顔が!

「はい」
全く悪怯れずに真純がニコニコと俺を見上げてきた。
「金場さんにも桐生さんにもオススメ教えてもらえるなんて、嬉しいですね」
「……ね」
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