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第2章 　同高の読者モデルのヒロ先輩

ヒロ先輩の手前

大暴れすることはできなかったけど、

身体を捩り、

必死に声を耐える。



「大丈夫？

まだ第一関節ぐらいしか入ってないけど」





（えぇぇぇぇっっっ!!!!!!!!!!

ま、マジか……

これ、いつになったら終わるんだろう………）


深い底なし沼に

足を突っ込んでしまったような

気分になった。




ヒロ先輩が


「もしやめたくなったら言ってもいいんだよ？」


優しく言ってくれたけど…





（きっとここで逃したら

私の処女喪失は

おばあちゃんになるまでないかもしれない…）





そう思い、


「大丈夫です。入れちゃって下さい」


毅然と答えた。


（心の中は


不安でいっぱいだけど…）