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あんなこと……イケメンとじゃなきゃヤれないっ!!!
第3章 バイト仲間の豪(たけし)
戻ってきた豪は手に梯子を持っていた。
「バックヤードから持ってきた。
いるだろ?」
「ありがと」
梯子をしっかりと広げて固定させると、
手を掛けた。
豪が心配そうに声をかけた。
「俺、やろうか?」
だが、梯子の揺れ具合がなんだか心許ない。
豪が体重かけたら壊れそうだ。
「ううん、大丈夫。
豪はしっかり支えてて」
私は梯子に手を掛けると、足取り軽く上り始めた。
結構、こういうのは得意だ。