この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
暁闇
第10章  上書きされていく


「あーあ」


そんな中、坂本が溜め息と共に言葉を発する。


「もっと話したいけど、そろそろ行かなきゃかな。
親が可愛い娘の久々の帰省に、ご馳走作って待ってくれてるはずなのでー」


そう言って、得意げに笑顔を見せて。


「あ、坂本――――」


立ち上がった彼女を呼び止める。


「ん?」

「……その、いろいろ、サンキュ」

「どういたしまして。
相談料はコーヒー代でOKにしてあげるー。格安でしょ?」


にこっ、と笑う。


「……安すぎるよ」


思わず呟いた俺に


「村上の幸せそうな話聞けたから、いーの! ごちそうさまー!」


じゃあまたね! と手を振って坂本は店を出て行った。



/551ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ