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暁闇
第20章  ほどけて


「……で、反応は?」


カップを手に、彼女のそばに近づく。
テーブルの上にそれを置いて、俺も左横に座った。


「ん……おばあちゃんが『あおいちゃんすごいじゃない!』って。
もう。何がすごいのかよくわかんないんだけどね」


くすくすと、笑いながら彼女は言う。


「お母さんは『やっと!』って」

「ははっ! マジで」

「おじいちゃんなんか、黙って何回も頷くばっかり」


嬉しそうに話す彼女が、可愛くて。
俺はくるくると変わるその表情を見つめながら、その話を聞く。


「思わず私もしゃべっちゃった」

「え?」

「丈にも可愛い彼女いるんだよー、って」

「丈の反応は?」

「ん? 慌ててたよ?」


ふふっ、と。
それを思い出したのか、楽しそうに。


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