この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
暁闇
第6章  新たな関係


「松下さん、に戻ってますよ?」


そう続けられ。


「……え?」


意味が分からず、彼女を見る。
たぶん、呆けた顔をしていたんだろう。ちらりと俺を見た彼女が吹き出した。


「……翔悟くんが言ったのに。すっかり忘れてるみたいですね」

「え……何、ですか」


何だ?
俺、昨日何を言ったんだろう?
さっぱり思い出せない。


「翔悟くん、『自分は年下だから、さん付けはやめてください』って」

「あ、それは何となく覚えてますけど――――」

「そのうち『俺に、丁寧な言葉とか使わなくていいです』 とか。
『名字だと堅苦しいし、名前でいいです』」

「……それはちょっと、記憶にない、かも」

「『俺も松下さんを名前で呼びますから』って」

「――――え!?」


……やばい。
ほんと、マジで記憶ない。


/551ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ