この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
暁闇
第7章  記憶の中の雨


「電車、久しぶりに乗りましたよ。
なかなか機会なくて」

「車で移動の方が確かに楽だもんね」


ふふ、と笑う彼女に頷いて答え、促すように俺は歩き始める。


「やっと実現ですね」


肩を並べて歩きながら、顔を覗き込むようにして話しかけると、


「ごめんね。いつもうちに来てもらってばかりで」


彼女がそんなふうに言うから、俺は慌てて首を振った。


「俺こそ……いつもお邪魔してばっかで。なんかすいません」

「丈は翔悟くんのこと大好きみたいだから」


ふふ、と。また。


「お兄さんができたみたいで嬉しいんじゃないかな」

「俺も、弟できたみたいで何か嬉しいです。丈、素直でかわいいし」

「……そう言ってもらえると」


/551ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ