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BAR・エロス
第17章 エロスのママ・・
そしてその日がやっときました。
私が55歳の時でした。
心臓発作で突然でした。
これで私は自由になれる・・
悲しむよりも喜びでいっぱいでした。
遺産を受け取り私は家を出ました。
もう居る必要もないしこれからの縁も必要ない。
だって、子供がいるわけじゃないのですから・・
これからは1人で自由に生きていける。
誰に遠慮することもなく好き勝手に生きられる。
まずは何か仕事をしよう、そう思った時に
バーを始めようと思いました。
店の経営とかは商売人に嫁いだ私には
そんなに難しい事でもなかったし。
さっそく始めました。
小さいながらもなんとか自分一人が食べられるくらいにはなりました。
そのうえ・・
業者の男や常連客の男とか、
抱いてくれる相手も見つけられたし、私は生き返った気分でした。
人の肌の温もりはなんて癒されるのだろう。
その相手がたとえ自分のパートナーじゃなくても、
血の通う体の温かさを感じなければいけない・・
その時頭に浮かんだのです。
セックスの相手を見つけられるバーを始めようと。
きっと私のような
辛い思いをしている男や女もいるはず。
でも風俗や風俗まがいのところで相手を探すのは嫌だっていう人は
いっぱいいるはず。だったら・・
そんな男女が出会える場を提供しよう。
真剣に、というとおかしいかもしれませんが
セックスの相手を探してもらえる、出会えるバーがあったら
どれだけ救われる男女がいることか。
バーでグラスを傾け互いの想いが一致したら
次の場所へと舞台を移してもらい・・
そして5年前にこのBAR・エロスを始めました。
真剣な気持ちのお客様だけを相手にしたかったので
会員制にしたんですが、
やはり狭い枠の中だけでは男女である前に
人間関係にも行き詰まりがでてしまうようになって。
それで1年前からフリーにしたんです。
幸いどのお客様もこの店をとても大事にしてくださる方ばかりなので
トラブルもないし、へんに情報が飛び回ることもなく
ここまでやってこられました。
電話番号も載せないし、ネットなんて全く必要はない。
ここにいらしているお客様がご自分の言葉でこの店の話をして、
それを聞いて共感してくださる方が新たなお客様となってくださる。
それで充分なんです・・
私が55歳の時でした。
心臓発作で突然でした。
これで私は自由になれる・・
悲しむよりも喜びでいっぱいでした。
遺産を受け取り私は家を出ました。
もう居る必要もないしこれからの縁も必要ない。
だって、子供がいるわけじゃないのですから・・
これからは1人で自由に生きていける。
誰に遠慮することもなく好き勝手に生きられる。
まずは何か仕事をしよう、そう思った時に
バーを始めようと思いました。
店の経営とかは商売人に嫁いだ私には
そんなに難しい事でもなかったし。
さっそく始めました。
小さいながらもなんとか自分一人が食べられるくらいにはなりました。
そのうえ・・
業者の男や常連客の男とか、
抱いてくれる相手も見つけられたし、私は生き返った気分でした。
人の肌の温もりはなんて癒されるのだろう。
その相手がたとえ自分のパートナーじゃなくても、
血の通う体の温かさを感じなければいけない・・
その時頭に浮かんだのです。
セックスの相手を見つけられるバーを始めようと。
きっと私のような
辛い思いをしている男や女もいるはず。
でも風俗や風俗まがいのところで相手を探すのは嫌だっていう人は
いっぱいいるはず。だったら・・
そんな男女が出会える場を提供しよう。
真剣に、というとおかしいかもしれませんが
セックスの相手を探してもらえる、出会えるバーがあったら
どれだけ救われる男女がいることか。
バーでグラスを傾け互いの想いが一致したら
次の場所へと舞台を移してもらい・・
そして5年前にこのBAR・エロスを始めました。
真剣な気持ちのお客様だけを相手にしたかったので
会員制にしたんですが、
やはり狭い枠の中だけでは男女である前に
人間関係にも行き詰まりがでてしまうようになって。
それで1年前からフリーにしたんです。
幸いどのお客様もこの店をとても大事にしてくださる方ばかりなので
トラブルもないし、へんに情報が飛び回ることもなく
ここまでやってこられました。
電話番号も載せないし、ネットなんて全く必要はない。
ここにいらしているお客様がご自分の言葉でこの店の話をして、
それを聞いて共感してくださる方が新たなお客様となってくださる。
それで充分なんです・・