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BAR・エロス
第9章 12回目の夜・・
「オレの言いなりになってくれるんだよね?
銜えてっていったら、銜えてくれるよね?」
「もちろんよ・・
いつものように大切に大切に・・
銜えさせて・・」
いつもしているのに、
それでも念を押すなんて、
過去を振り返ったらトラウマまでよみがえってしまったのだろう。
私はただ黙って、何度も頷いた。
彼の愛撫が一段と強くなる。
やわらかな乳房が
彼の手の中で自在に揺れる。
耳の中には唾液を流し込まれた。
思わず喉を反らすと、
次は指が底なし沼のような深い泉をつくりだす。
蜜のあふれる音とともに体が揺れ始めると、
修は私の顔の前に、差し出した。
私は夢中になって舌をからませ
唇で覆い尽くしてしゃぶり始めた。
一気に硬くなる彼をその手から離さず、
修から声が漏れるまで舐め続けた。
ジンジンとした熱を発しながら
硬くそそり立つ修・・
やがてかすかに聞こえてきた。
修の喘ぎ声が・・
もう十分だ。
これ以上は私も我慢できない。
欲しい・・
かすかな声を絞り出すと、
修はしっかりと私の足をひろげてねじ込んできた。
収めきってからの振動の強さは、
いつになく激しさを感じる。
それは、寝物語に自身の中に潜んでいた苦しみを
解き放ったおかげで、体がより軽くなったからなのかもしれない。
なめらかに突き上げる彼の揺れに身を任せていると
徐々に速度がまし、
突然修がうなるような声をあげた。
大きな突き上げの後、
彼の力が果て、
2人そろって大きく息を吐いた・・