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知らなくってもいい性
第18章 込み上げる感覚

「シマさんは首も足もない身体に入れててもいいもん?」

「俺はいけるかなぁ。顔が一番感じてることが表情として分かりやすいけど、顔がないってことで身体がより妖乱な反応をしてるように見えて。
まぁ、さすがに死んでたら反応なくてつまらないだろうけど。」

「ふーん、良かったな。ほらお前も自分の身体見ろよ。」

髪を捕まれながら、ぐいっと出された先には私の足が、身体が、ピクピクと感じてるのが見える。

見たくない。

「いやっ!!」

「おいっ!目つぶるなよ。」

ボスは片手で頭を掴んで、もう片方の手で無理矢理私の片目を開けさせた。

目の前にはマッチョの動きに合わせて感じている自分の身体がある。

グシュ
パンッ

あそこは濡れていて、肉棒が引き抜きされる度にいやらしい音を立てている。

いやだ...
こんな状態なのに。
足もなくて、顔だってこんなところにあるのに。

理性ではこんな状況なのにありえない。と思っているのに。

込み上げてきているのだ。

どうしようもできない“感じている“感覚が。

頭の中がバラバラになってしまいそうだった。

「いやぁ...いやだ...」

込み上げる感覚にあらがうように口ではそう言い続けていた。

目からは涙が出てきて、口からもうっすらと涎が流れてくる。
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