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知らなくってもいい性
第12章 質問
「ハァハァ..ハァ」

「ふぅ~...まぁ、悪くないね。」

しばらくたって解放されたけれど、
息を整えるのに時間がかかった。

しかし、ボスもマッチョも休憩なんて与えてくれない。

「四つん這いで舐めてもらおうかな。」

ガチャガチャと鎖が外された。
チャンスなのに動けない...。
あそこからはどろどろと液体が流れる感覚がする。

そのままゴロリとうつ伏せに返され、また鎖で繋がれる...

「ほら、起きろよ。」

「...お願い。...水を...」

「まだ、言葉遣いがなってないよね。もっとちゃんと言えよ。」

「...お願いします。...水をください...」

ぐでぐての身体でなんとか頼み込む。

マッチョが冷蔵庫から500mlのミネラルウォーターを持ってきた。

「ほら。」

起き上がり、なんとか掴んで、溢しながらも口に注ぐ。

少しだけ生きた心地がした。

「さんざん待ってやったんだから、しっかりしゃぶれよ。」

ベットの柵に軽く腰掛けながらボスはブラリとそれを差し出した。さっき立たせたのにまた縮こまっていた。


逃げられない...。
怠さでうまく舐められるか分からないけれど、今はとにかく言われるままに四つん這いになって、くわえるしかなかった。
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