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知らなくってもいい性
第12章 質問

ビシッ!!

「ヒィッ!」

ビリビリと後ろから痛みが走った。

突然お尻を鞭で叩かれたのだ。
お尻がびくっとはね上がる衝撃であそこに残っていた液体が太ももを伝っていった。

「ちょっと元気無さすぎだからね。
活入れてやらないと。」

「こいつ、顔が一瞬強ばったよ(笑)
おもしろっ。いいよ。俺がイクまで30秒置きぐらいでしばいてやろうか。
必死になるんじゃない?」

舐めるしかない...
イかせるしかない...

ジリジリとくるお尻の痛みに耐えながら、覚悟を決める。

そうだ...
これはマサヒトのもの。
何も変わらない。
いつも通りにやるだけだ...

優しくキスを浴びせるように愛撫し、いとおしそうに口に頬張る。
下で転がすようにいじめたかと思いきや、ねっとりと優しく裏筋を舐める。

すぐにそれは固くなってきた。

「...いいじゃん。」

バシッ

二回目の鞭がきた。

痛い...
でもくわえてないと終わらない...

口の空気を抜いて、
ごくごくと生唾を飲むように喉を唸らせる...

「あ~吸い付く...」

そう。マサヒトにするように...

口をすぼめて、出し入れを繰り返す。

バシッ

必死でフェラに集中してるけれど、やはり鞭に打たれる度に身体がビクッと動き、口の動きも一旦止まってしまう。

「ほらっ、早くしろよ。」

上から浴びせられる声は痛みに耐える時間すらもくれない。

自分でできる範囲のフェラの技を使い、どれがやつの好みで、どこがポイントかを探っていく。

バシッ

「ぐっ!!」

痛みが一瞬で終わってくれればいいのに、ジンジンといつまでも続く。やっと収まってきたかと思えば次の鞭が飛んでくる。
鞭で打たれる度に痛みがひどくなるようだった。

フェラのことだけ、それだけ考えていないと終わらない。

バシッ

口をすぼめて裏筋を下でなぞりながら上下運動を繰り返す。

バシッ

お願い。早く...

「あぁ、いい...」

やつのポイントにはまったらしく、その動きを繰り返していく。

何も考えず、ただ口に集中する。

マッチョもフィニッシュが近いことを察したのか鞭がなくなった。
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