この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
LEMON DEPENDENCE
第10章 時を越えて
「あれ…母さんに陽生、檸檬ちゃんも奇遇だね。そちらは飛鳥さんだよね?」
「流星くん!」
そろそろおいとましようと身支度をしていたところ、流星くんがテーブルにやって来た。
そして流星くんの背後には、少し小柄な男の人が気まずそうに私達を見ていた。
「まあ、飛鳥…あなた学校は?」
「怒んなって、母さん。俺が相談があって飛鳥をサボらせたんだ」
「流星が?」
「そう」
「……それなら仕方ないわね。飛鳥先輩、檸檬ちゃん…こっちが長男の流星で、後ろが次男の飛鳥です」
「んまぁ、陽生くんに負けず劣らずのイケメン兄弟じゃねぇ千鶴」
「飛鳥先輩にはかないませんわ〜」
千鶴さん…
確かにママは同性からモテるけど、そこそこ年いった只のおばさんだよ…
「はじめまして飛鳥くん。紺野檸檬です」
「…や、矢野飛鳥です」
流星くんや矢野くんと違って、大人しそう。
私は飛鳥くんと握手しようと歩み出ると…
「流星くん!」
そろそろおいとましようと身支度をしていたところ、流星くんがテーブルにやって来た。
そして流星くんの背後には、少し小柄な男の人が気まずそうに私達を見ていた。
「まあ、飛鳥…あなた学校は?」
「怒んなって、母さん。俺が相談があって飛鳥をサボらせたんだ」
「流星が?」
「そう」
「……それなら仕方ないわね。飛鳥先輩、檸檬ちゃん…こっちが長男の流星で、後ろが次男の飛鳥です」
「んまぁ、陽生くんに負けず劣らずのイケメン兄弟じゃねぇ千鶴」
「飛鳥先輩にはかないませんわ〜」
千鶴さん…
確かにママは同性からモテるけど、そこそこ年いった只のおばさんだよ…
「はじめまして飛鳥くん。紺野檸檬です」
「…や、矢野飛鳥です」
流星くんや矢野くんと違って、大人しそう。
私は飛鳥くんと握手しようと歩み出ると…