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LEMON DEPENDENCE
第2章 後輩が出来ました。
「あの…」

「はい。あ…」



管理室に入ると今どきの40代主婦が二人、緊張した様子でエプロンのサイズを色々と見ていた。

おそらくこの人達が例の新人さんなのだろう。



「えと…初めまして。紺野です」

「は、はいこちらこそ…初めまして。野川です」

「佐野です」



長い髪を後ろで結んでいるのが野川さんで、色黒で美人なのが佐野さんか…。



「紺野さんってここ来て長いの?」

「二年くらいですよ」



野川さんの問いに答える。

なんかさっきも北村店長に同じことを聞かれた気が…。



「長いのね。…紺野さんって若いわね」



じっと私の顔を見てくる佐野さん。

佐野さん…美人過ぎて直視できない!!



「思った!え、年とか聞いてもいい?」



佐野さんの話に便乗してきた野川さん。

さっきまでの緊張感はどこにいった?



「…22歳です」

「通りで若いわけだ」



うんうんと頷く佐野さん。



「え、うちの息子と同い年じゃん!!」



野川さんは驚愕してそわそわしだした。

確かに野川さんも佐野さんもママと同い年くらいだし…

私と同い年の子供がいてもおかしくないよね。


野川さんと佐野さんはまだまだ話したそうにしていたけど…

そろそろタイムカードをきりたかったし…。


私は適当なとこで話を切り上げて、出勤登録の作業に入る。

作業っていっても超簡単なので、大げさに考えないように。



「紺野さん。バックてどこか教えてもらってもいい?」

「店長さんにエプロン決まったらバックに来てって言われたのよ」



新品の真っ青なエプロンを纏った野川さんと佐野さんが来た。



「私も今からバックに行くので、一緒に行きましょう」

「ありがとう紺野さん」

「またわからない事あったら教えてね」

「はい」



再び緊張感の戻ってきた野川さんと佐野さんを連れて私はバックに向かった。
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